この記事 について、考えさせられるコメントを頂いたので、

せっかく時間があるのだから今まで経験したことや資料

から考えてみたいと思います。


子供の教育問題は深刻になってますね。。
いや、前からあったものが表面化しただけなのか?
親からの虐待の連鎖が、今になって出てきているのか、

子供を自分とは違う考える人間として扱うという意識がないの

か、虐待や極端な過保護を見ていると思います。

ただひとつ言える事は、子供自体が悪いのではない、

という事です。(最初からって意味ですが)


理想とした子育てを望んだのに、何かが違う、

そう悩む方も多く聞きます。

愛し方が親である自分を基準にしてないでしょうか。

愛され方を知らない、うまく表現できない子供たちに

愛され方を教えてあげることは親子一緒に学んで

行くものではないでしょうか。

自分も虐待を受けて育った。だから愛し方がわからない、

そう悩む親御さんも増えています。


それは独学で克服する必要はあるのかなぁ。


子供は生まれたときには親を無償で愛し、信じて身を

委ねます。

お子さんこそが、立派な先生ではないでしょうか?

子供を産む事で、親御さんは子供に生まれた瞬間から

愛をもらっているし、求められます。

親子という関係は、一方的に注ぐものでしょうか。

一緒に育み、成長するものではないかと思います。

ただ、育児の大変さにそれを忘れてる方はいないでしょうか。

子供は大人たちを見ながら言葉や習慣を覚えます。
叱れないとわかっている教師に暴力を振るったり等も

問題になっていますが、それは子供の元の性質が悪いの

でしょうか。


私は違う気がします。


子供は親を筆頭に、自分の周りの大人を見て育ちます。

ご近所付き合いも減っている今、井戸端会議で他人の

ゴシップを話したり、公園デビューでも派閥争いがあったり。


核家族化が進み、老人との接触も減り、人生の先輩である

はずのお年寄りを「臭い」「汚い」と言ってしまう子供たちの

背景には、自宅療養で看護に疲れたご両親の姿を極端に

理解しているとは思えないでしょうか。

そんな親御さんを見て育つお子さんは、善悪の区別もないまま

イジメや差別を普通として受け止めているとは思えないでしょうか。

(ちょっと極端な例えですが(大汗)

親がそれを助長させる「お手本」を示しているという事は

全くないといえるでしょうか。


生まれたばかりの子供は、真っ白なキャンパスだと

思います。
そのキャンパスに色の塗り方を教えるのは親や大人たち。

そしてクレヨンの握り方を覚えて、人生というキャンパスに

描いていくのが子供たちだと思うんです。

明るくきれいな色を選んで、伸び伸び描いて欲しいと、

親御さんも本当は望んでいないでしょうか。


描き方をああしろ、そこはその色に、細かく指図されていたら

もうその絵はその子の絵ではなくなります。
確かに苦労して産んだ子供のはずですが、子供は自分の

クローンでも所有物でもないのです。

子供の個性を歪めたり強制するのは親の愛と言えるの

でしょうか。


脱線しますが、クローンを題材にしたアニメでも、

クローンはオリジナルとはやはり感性も違い、それに

悩み迷っていました。全く同じ人間など、やはりいないと

そのアニメではいいたかったのだと解釈してます。


親は、子供を産みますが子供の「神」ではないですよね。

神様だって、子供を隷属させるために作るわけではないと

思います。(無宗教だから、宗教はよくわかりませんが(汗)


子供に教えられる事も多いし、親になったら

2人3脚で走れるのは、子供が一人で歩けるようになるまで。

そこから先は運動会の応援席で声援してあげる事が

大事なんだと思います。

応援席のテープから飛び出して、代わりに走っちゃ

意味ないですよね。

たとえ自分の子供がビリでゴールしても、それはその子が

今持つ力で勝ち取った立派な勲章だと思います。

最後まで走れたら、競技をこなしたら、褒めてあげたいと

思うでしょう。


突き放すのではなく、見守る愛も愛。

悩んだり間違っていたら、一緒に治せばいい。


間違っているのはきっと子供だけではないはずだから。

と出産経験もないのに考えます(汗)


いきなり変な始まり方で何を言いたいのか

ぼけてしまいましたが、親とは。子供とは。

次世代を育む環境をよくしていくには どうしたらいいか、

何とはなしに考えてしまいました。